鏡の向こう側

世界は鏡

私たちが見ているものは自分の内面を映し出したもの

私たちは私たちの思う姿を映し出しているに過ぎない

概念としての私たちの姿

それは概念でしかなくて

真実の姿ではない

では私たちは何者か?

それは鏡の外にある

映るものではない

鏡の向こう側から送られるまなざし

分断のない意識から送られるまなざし

それが私たちの本質

生とは本質へ還る道

還り方は無限かもしれない

でも必ず還ることになる道が生命ということ

肉体を持ってこの惑星へやって来たということ

そして鏡に映る最も強い概念は

親に捨てられたら

親を捨てたら

私たちは孤児となるという概念

言うまでもなくそれは幻だけれど

その確信にはずっと前から気づいているのだけど

私たちは宇宙の孤児なんかじゃないと解ってもいるのだけれど

鏡の向こう側からのまなざしは

この星にいる限り少し遠い

いつでも